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交通事故後の症状

交通事故によるケガは、そのときに痛みや異常を感じていなくても、少し時間が経ってから
症状が現れることが特徴です。
交通事故は小さな事故でも身体に相当なダメージがを加わりますが、病院の検査でのレントゲンや
MRIで見えるような骨や筋肉の異常が見つかることは稀です。
その為に満足な治療を受けずに放置して悪化させてしまう場合が多いのです。
  ・首や背中、腰の痛み、しびれ、こりなどの違和感
  ・首や関節などが動かない、動きにくい、動かすと痛みを感じる
  ・頭痛、めまい、吐き気

など、事故前と事故後で変わった症状がありましたら早めに受診してください。

むち打ちとは?

むち打ち

正式には「頚部捻挫」と言い、ケガの度合いも非常に軽いものから
後遺症を残すものまで様々です。
事故当初は、自覚症状がなくても時間が経ってから、首から肩に
かけての痛みやしびれ、頭痛・吐き気・めまいなどの様々な症状が
現れることが特徴です。
むち打ちは、人間の首の正常な運動範囲を超えて頭が前後に激しく
動き、首の周辺の組織(筋肉や靭帯、関節包など)が 伸びたり切れたりしておこります。
この損傷した首の組織はレントゲンにはうつらない為、病院で「異常がありません」と言われ
湿布だけもらい、きちんと治療せず悪化する方が多いのです。

むち打ちの治療

むち打ちの治療は、受傷からの時間的経過により、急性期、亜急性期、慢性期に分けて行うのが
一般的です。
早期の適切な治療と、完治するまでしっかり治療することが重要です。

急性期

(1)急性期(受傷〜1ヶ月)
初期の安静と固定はとても重要で後遺症を左右するとも言われます。 固定にはギプスやカラーなどを使います。 固定期間が長くなると、筋肉の拘縮や萎縮などがおこるので正しい判断が必要です。
冷却処置、消炎鎮痛剤などを用います。


亜急性期

(2)亜急性期(1〜3ヶ月)
急性期の固定により弱くなった首の筋肉を強化し、首の運動性の
回復と血液の循環を改善する期間です。
治療は運動療法や温熱、牽引といった物理療法が中心となります。
組織が完治しようとする大事な時期なので、痛みが楽になったからと
言って、治療をやめたりすると頭痛やめまいが 復活することもある
                                          ので注意が必要です。


慢性期

(3)慢性期(3ヶ月以降)
亜急性期に引き続き、首の関節の動きを改善させ、固定により弱く
なってしまった筋肉の運動をしていきます。
むち打ちのほとんどが大体3ヶ月以内に治癒するというデータもあり
ますので、痛みが長く続くようでしたら他の要因も考えられます。
また、後遺症認定の必要性もあるのでもう一度精密な画像検査を
                                          しましょう。


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